外国人材との面談トレーニング

外国人材との面談トレーニング

日本で働く・学ぶ外国籍の方との面談を練習します。 相手は「大丈夫です」と答えます。それが同意なのか、分からなかった合図なのかは、その場では見えません。

面談9件 / 1回 15分 / テスト提供中(招待制)

2つの立場から練習できます

定期面談 — 支援担当者として

特定技能で働く方との面談です。6件。 定期面談は3か月に1回以上、2024年1月から 義務づけられており、確認する事項も決まっています。

振り返りは触れた/触れなかったの確認です。 点数はつけません。

キャリア相談 — キャリアコンサルタントとして

留学・育成就労・技人国の方との相談面談です。3件。 在留資格ごとに、できること・できないことが違います。 日本語能力もN4からN1まで幅があります。

振り返りは8項目を4段階で。 ただし合計点や合否は出しません。試験ではないためです。

正しい寄り添いが、正しい助言とは限りません。在留資格によっては、業務内容を確かめずに転職を後押しすることが、 その人の在留そのものを危うくします。 ここで練習するのは、確かめてから話すことです。

この練習でできること

通じない、という失敗が見える

難しい言い方をすると、相手は分からないまま「はい」と答えます。聞き返してはくれません。画面の上では笑ってうなずいています。その場では、うまくいったように見えます。

見落としが、見落としのまま終わる

確かめる必要がある事実は、訴えとしてではなく雑談のように、ぽろりと出ます。 一度流されたら、その面談では二度と出てきません。 放っておいて最後にこぼれる、ということは起きません。

言い換えが一文で返る

「やさしい日本語で」と言われても、その場では出てきません。 振り返りでは、通じなかった場面ごとにそのまま言える一文が添えられます。

事前の資料には「特に問題なし」と書いてあります

前回の報告書も、受入企業の担当者の話も、面談の前に読めます。 そしてどれも、おおむね問題がないことを伝えてきます。

企業側の話が正しいとは限りません。かといって、本人の話がすべて正しいとも限りません。思い違いもあります。 確かめずに動くのも、確かめずに流すのも、どちらも誤りです。

合否は出しません

面談の進め方に唯一の正解はありません。定期面談で返すのは触れた/触れなかったの確認と、何が起きたかの記録です。 キャリア相談は8項目を4段階で見ますが、合計点も合否も出しません。

ただし気づけなかったことは、事実としてはっきり示します。定期面談は決められた面談で、確認する事項も決まっています。 「あなたなりの面談でした」では済まないところだからです。

それでも制度上の正誤を、この装置が断定することはありません。返すのは「確かめずに言い切った」という観察までです。 判断は事実関係と制度によります。この講評は専門家の監修を受けていません。実際の対応は、所属先の手順と制度に従ってください。

登場する方について

企業・施設と、面談を受ける方はすべて架空です。

出身の国や地域は設定していません。渡すと、発音の癖や文化の一般化を再現しがちで、戯画化に落ちます。 ここで練習するのはやさしい日本語で聞けたか、事実を拾えたかであって、 出身から相手を推し量ることではありません。

振り返り画面(実際に触れます)

下は実際の振り返り画面と同じものです。 和やかに終わった面談に見えます。ピンをクリックしてみてください。

サンプル
あなた
本人
あなた 本人 良い関わり 惜しい 要注意帯をクリックするとその時刻から再生します

丸いピンをクリックすると、その場面の講評が下に表示されます。 実際の画面では、同時にその瞬間の録音が頭出しで再生されます。

1:11要注意

あの、パスポート、会社が持っています。

訴えではなく、住まいの話のついでに出た一言でした。この直後に話題が日本語学習へ移り、そのまま面談が終わっています。**確かめる必要がある事実です。** 誰が、いつから、本人はいつでも返してもらえるのか。

言い換えるなら:パスポート、いま、どこにありますか。リンさんが「ほしい」と言ったら、すぐ返してもらえますか。

話した割合

あなた 75%
本人 25%

あなたの帯が長くなりがちです。相手は短くしか答えません。長いほうが話を運べている、とは限りません。

確認したこと

点数ではありません。触れた/触れなかったの記録です。

名乗りと立場触れた
やさしい日本語触れず
仕事のこと触れた
暮らしのこと触れた
確かめる必要がある事実触れず
次にどうするか触れず
相手のペース触れた

次に向けて

ここに書かれているのは正解ではありません。この講評は専門家の監修を受けていません。実際の対応は、所属先の手順と制度に従ってください。この面談は和やかに終わっていますが、[0:13] と [1:31] の質問は通じていませんでした。相手は3回「大丈夫です」と答えており、そのうち2回は分からなかった合図です。そして [1:11]、旅券を会社が保管しているという一言が出ましたが、確かめないまま話題が移りました。あなたの所属では、これを次にどう扱うことになっていますか。

資格の取得を目指している方へ

ここは試験対策ではありません。扱っているのは実務の面談で、試験の型に沿っていません。 時間配分も、問われ方も、本番の実技試験とは違います。

試験の練習をされたい方には、実技(面接)試験の対策に絞った別の練習場があります。 15分のロールプレイと、その後の問答まで、本番と同じ流れで通せます。

キャリアコンサルタント 実技(面接)試験の練習

実際の事案でのご相談先

担当者として相談する先
地方出入国在留管理局— 支援の実施が困難になったとき、特異事案を報告するとき
総合労働相談コーナー(各都道府県労働局・労働基準監督署内) — 労働条件や安全衛生に関わるとき

本人に案内できる窓口
外国人在留支援センター(FRESC)ヘルプデスク 0570-011000(平日 9:00〜17:00)
外国人労働者向け相談ダイヤル(厚生労働省)— 言語ごとに番号が異なります